日経平均株価は、連日「史上最大の下げ幅」の大暴落、バブル後最安値までいってしまった。為替も、クロス円を中心に円高が進んだ。
詳細には突っ込まないが、「為替王」氏のブログから勝手に失敬して、今回の金融危機のハイライトをまとめておこう。
2008年9月8日
米政府は、米住宅金融大手2社(ファニーメイ、フレディマック)を公的管理下に置くことを発表。
2008年9月15日
米国第4位(総資産約6千億ドル)の証券会社(投資銀行)のリーマンブラザーズ破綻。
リーマンとは対照的に、米保険最大手(総資産1兆ドル超)のAIG(アメリカンインターナショナルグループ)は公的資金により救済されることが明らかとなり、リーマン破綻直後の株価下落分をほぼ回復。
2008年9月26日
米国第6位の規模の米銀ワシントンミューチュアルが破綻。米国第2位のJPモルガンチェース銀行が買収。
2008年9月29日
米国第4位の銀行のワコビアを米国第1位のシティグループが救済的買収。
2008年9月29日深夜
米国の金融安定化法案が下院で否決(賛成205票VS反対228票)。
…という激動の9月だった。一番驚いたのが、最後の金融安定化法案の否決で、世界中のほとんどの人が可決されると思っていたため、強烈なサプライズになった。
さて、今後の予測だが、前回予測したユロドルの反転下落は大当たりで、1.55から1.25まで、3000ポイントの大暴落を見せた。
現時点ではほとんどのドル買いポジションを利益確定しており、目下はドルの売り場を探している状態だ。
特に、ユロドルのチャートがドル円のチャートと酷似しており、綺麗な三角持合。今日か明日のうちにはどちらに抜けるのかが見えると思っており、目が離せない(どちらも下に抜けそうな気がするが)。
現在は短期的にユロドルをショートにしており、下に抜けた場合、1.2割れくらいまでの下落を見込んでいる。
ただし、そこでは大喜びでドテン買いに転じるつもりだ。
ドル円・クロス円に関しては、10月28日の安値からは反発を見せているものの、上値も限定的であり、現在は二番底を確認にいっている最中、というのがコンセンサスだろう。
この後、10月28日の安値を割るのか、割らずに大底を確認して反転するのか、どちらの動きになるのか興味深い。
株価も同様の動きで(為替が株価に連動して動いているのだが)、10月28日の安値を割るのか割らないかがポイント。
どちらかというと、割るほうを見込んでおりポジションを圧縮しているが、長期的な買い場とのスタンスは揺るがない。
セクター別では、小売などディフェンシブ銘柄が強く、円高でダメージを受ける輸出銘柄が弱い。
ただし、逆張りの思想で買い向かうならばここは、景気敏感株を重点的に攻めるべきだろう。
商品市況は、ドル高や景気減速懸念、信用収縮で、順当ながら大きく下落している。しかし、目先は下落トレンドが続くものの長期的には需給逼迫懸念から上昇、というのが世界的に主流な見方で、買い場を探す段階が近いだろう。
まとめると、為替は、円高&ドル高がまだ続くだろうが、次のレポートまでの3ヶ月のうちに反転の兆しが見えているはず。三角持合をどちらに抜けるのか、今日・明日に注目。
株は、いい加減下げすぎているというのもわかるものの、まだまだ下がりそう。収入のある人は(毎月投資資金が沸いて出てくる人は)、淡々と買い続けるべき。ない人は、現金比率を増やして様子見。
商品も、当面は下げるだろうが、買い場を探すべき。ただしこちらは3ヶ月以内に底を見るとも思わない。来年いっぱい、大きく下げる局面でちょこちょこ買い続けるくらいのスタンスが理想か。
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